元同僚のカップルの結婚披露宴
友人の結婚披露宴に参加したのですが、元々、結婚する新郎新婦は私の勤務していた会社の同僚だったのです。
もう辞めてしまった会社なのですが、辞めてからも年賀状でやり取りすることはあったのです。
当時から同僚だった新郎新婦の2人は交際をしていたのですが、お似合いの2人だったのです。
ずっと交際していると聞いていたのですが、仲良しカップルだったのです。
だからこそ、私も2人はいつ結婚するのか不思議だったのですが、何年もお付き合いをしているのでそろそろ結婚すればいいと考えていたのです。
そのため、今回の結婚の報告を聞いて、待ちくたびれたくらいだったのです。
皆、とにかく2人の結婚は嬉しいといったところだったのです。
10年目を境に結婚を決意したと言っていたのですが、結婚披露宴に行くと久しぶりに2人に会うことができたのです。
それでもまったく、2人とも変わっていなかったです。
ただ、当時は20代だったのですが、30代になるとあの頃よりは落ち着いた雰囲気になっていたのです。
結婚式の直前に新婦でもある彼女からメールがあったのですが、10年目を迎えてやっと結婚を決意したのは私のおかげなのだとメールしてきたのです。
私は覚えがなかったのですが、実はその年の春にも一度、2人に会っていたことがあったのです。
そのとき、何気なく、ずっとお付き合いをしている2人に向かって結婚しないのかと言ってしまったのです。
微妙な空気になってしまったこともあって、あの時は空気を読めないことを発言してしまったと後になって反省してしまったのです。
2人を見ていると相性もいいので、きっと結婚してもいい家庭をきずけると口走ってしまったのです。
しかし、それまで彼女によると2人はダラダラと付き合っているところがあったのだとメールでも聞いたのです。
私の一言によって、彼も結婚することを考え始めたとお礼を言われてしまったのです。
結婚するきっかけがなかったのを私が作ってくれたとまで言われたのですが、私は2人の力になれたならいいと嬉しくなったのです。
彼女の方かも言い出すことができなくて、彼氏もプロポーズをするタイミングが見つからなかったので助かったとメールでは書かれていたのです。
結婚披露宴では2人の他に私の元同僚が参加していたのですが、スピーチを読み上げていたのです。
その内容に私は思い出すことが多かったため、人前で涙がでてきて涙腺が弱くなったと実感したのです。