結婚披露宴イメージ

結婚披露宴の思い出を振り返る

結婚式の前の日は、最後の実家で過ごす日となり父一人、妹と生活してきた日々を思うと父を前にあいさつをするとき、涙がこみあげてきてとまりませんでした。
当日の朝、家の玄関を出るときには何とも言えない気持ちに駆られたことを覚えています。
結婚式も無事おわり、あわただしく披露宴へと事は運びました。
たのしくもあり、緊張と感動の連続で時は過ぎていくのでした。
私が一番おもったのは、父への感謝です。
母がいなかったため、ここまで男一人で育ててくれた父への感謝の気持ちでいっぱいでした。
父がここまで私たちを育ててくれなかったら、こうして今自分もここにはいないだろうしこんな感動も味わうことはなかっただろうと思うと、そう思わずにはいられませんでした。
いつも喧嘩ばかりはしていたけれど、大好きだった父のことをそのままおいて家を出るのは気がかりではありますが、そんなこともいってはいられません。
世の中は、そういうものだと気持ちを切り替えてその日をむかえました。
そんな結婚披露宴も、父への感謝の気持ちを表すものでした。
私の場合は、独身の時の生活があまりにもインパクトが強すぎてまだ後ろ髪を何か惹かれるような気持ちでいたのですが、新生活への出発点となった今日という日は不安と期待が入り乱れるものでありました。
結婚披露宴は嫁ぎ先が、商売をしているためたくさんのお客さんが出席しており現実をひしひしと感じるものでした。
披露宴で印象に残っていることは、キャンドルサービスと両親への感謝の言葉をささげる場面です。
キャンドルサービスは、よくあるろうそくを濡らされてなかなか火がつかなかったことを覚えています。
一つ一つキャンドルに火をともしていくところは、今からの生活のように一歩、一歩確実に歩んでいかなければならないシーンのようでした。
両親へのあいさつは、今までの感謝の気持ちでいっぱいで今からは自分たちの力で頑張っていきますという表現を表しました。
親の気持ちを思うと、大変複雑な心境だろうなと思いました。
うれしくもあり、さみしい気持ちもあったことだろうと思います。
友達にもたくさん出席してもらいました。
いろんな友達がいたので、友達の顔を見ると当時のことがよみがえってきて懐かしい気持ちになるのでした。
友達にも、大変感謝の気持ちでいっぱいでした。
いつも一緒に行動を共にしていた友人たちは、私の大事な思い出の宝庫であり宝です。
楽しかった青春時代をどうもありがとうと言いたかったです。

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