結婚披露宴イメージ

緊張したけど楽しかった結婚披露宴

私は数年前に結婚し、挙式と結婚披露宴を挙げました。
妻とは小学校、中学校の同級生だったため、共通の友人知人も多く、小学校のときは同じクラスだったこともあり、当時の担任の先生も招待させていただきました。
正直言うと、私のほうは結婚披露宴を挙げるということにこだわりはなく、どちらかというとめんどくさいと思っていましたが、妻が挙げたいというので挙げたようなものです。
私たち夫婦は共働きなため、準備や打ち合わせに削られる時間も厳しく、私のほうが勤務時間が長いため、準備は妻に任せてしまうことが多く、今思えば、妻には負担をかけてしまったと思っています。
当日のBGMもほとんど妻に任せてしまいました。
妻は楽器が得意なこともあって、友人数名と余興で演奏をしてくれましたが、もちろんその演奏も事前に何度も練習をしての本番でしたので、準備と並行して練習を頑張ってくれていた妻には、ほんとうに感謝です。
私も妻も、実の両親とはなんでも話をするという関係ではないため、日頃はなかなか感謝の言葉を口にすることはないのですが、このときばかりは場の雰囲気もあってか、両親に感謝の言葉を素直に伝えられたので、披露宴を挙げたことは今では本当によかったと思っています。
そして、結婚の準備を私の倍頑張ってくれた妻に、当日はサプライズとして、私から感謝の言葉を伝えさせてもらいました。
私は性格もあってか、普段あまり思っていることを伝えないので、感謝の気持ちを伝えるにはチャンスかと思い、その場を選びました。
妻には見つからないように、夜な夜なこっそり手紙を書き、司会者の方と打ち合わせをし、最後にサプライズで読んだのですが、それには妻も驚いてくれて、そして涙を流して喜んでくれました。
妻は両親への感謝の手紙を読んだときにも一切涙を見せないなど、あまり涙を流すイメージがないのですが、最後の最後で妻の涙を見ることができ、睡眠時間を削って手紙を書いていたことの疲れなど、すっかり忘れてしまうぐらい、私自身もうれしく思いました。
妻の両親も、妻の涙は子供のころしか見たことないと言っており、とても驚いていたと同時に感動してくれたようで、このサプライズは失敗ではなかったとうれしく思っています。
列席いただいた友人や親戚、学生時代の恩師の先生、仕事関係の方にも、とてもよい披露宴だったと言っていただき、嫌々だった披露宴も、今ではとてもよい思い出となって心に残っています。

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